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2009年03月08日

グッドウィルと企業買収と某団体トップ

グッドウィル欺き380億円、買収仲介の会計士ら中抜き…「クリスタル」買収に絡み

2009年1月26日03時04分 読売新聞


 総合人材サービス会社で東証1部上場だった旧グッドウィル・グループ(GWG)による人材派遣会社の買収に絡み、GWGが支払った883億円のうち約380億円が取引を仲介したファンド運営会社ら3者に流れていたことがわかった。

 実際の買収価格は1株あたり96万円だったが、運営会社は倍以上の231万円と提示。GWGを欺いて、買収に乗じて巨利を手にしていた。

 GWGの開示資料によると、同社は2006年10月、業界大手の「クリスタル」を買収するため、別のファンドを通じて「コリンシアン投資事業有限責任組合弐号」(コリンシアンファンド)に883億円を出資、同ファンドがクリスタルの創業者から取得した同社株91%分のうち67%分を
手にして子会社化した。出資のため、みずほ銀行から871億円の融資を受けた。

 関係者によると、契約書に記されたファンドの組合員(出資者)はGWGのほかファンド運営会社「コリンシアンパートナーズ」、格闘技団体代表、投資事業会社の元代表の3者。

 パートナーズの社長だった公認会計士(51)はGWGに対し「ファンドへの出資額は1185億円で、GWGの出資比率は74%。残り302億円は他の投資家が出資する」と説明したが、実際にはGWG以外の出資金はゼロだった。

 買収話はそもそもクリスタル側から売却の意向を聞きつけた会計士が、格闘技団体代表らを通じてGWGの折口雅博元会長(47)に提案した。

 会計士らは実際には発行済み株式の91%にあたる5万1825株を約500億円(1株96万円)で取得し、即日、GWGに対し、説明した架空の出資比率に基づいて3万8190株(1株231万円)を提供。ファンドに残った約380億円のうち約180億円と1万3635株(約131億円相当)をパートナーズが受け取り、約200億円を格闘技団体代表らが分け合った。

 コリンシアンファンドは07年7月に解散。パートナーズは180億円から経費を差し引いた収益を08年4月期の所得として申告したが、法人税など約40億円を滞納している。

 GWGから社名変更したラディアホールディングスは「株の取得価格は適正だったと考えている」 としている。公認会計士らは取材申し込みに、25日までに応じていない。

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以下、NikkeiBPのレポート


消え逝くグッドウィルの消えない傷
児玉 博


「サービス業界のコングロマリットを作り、日本のトップを目指したい。10年後には1兆円企業にする」

 自著『プロ経営者の条件』で折口雅博は「グッドウィル・グループ」の将来をこう描いてみせた。

 折口が夢みた1兆円企業。その夢の柱となるはずだったのが、折口が1995(平成7)年に創業した日雇い人材派遣「グッドウィル」だった。

 その「グッドウィル」の廃業が発表された。創業から13年、何かにつけ派手さが先行した折口の夢はあっけなく潰えた。

 グループ自体が存亡の危機に瀕しているグッドウィル・グループにあって、グループとの関係を一切絶った折口は今夏を目処に米国への移住を計画している。すでに家族すべてのグリーンカードも取得している。

 折口と近しい人間によれば、折口の米国移住は数年後の日本での経済活動復帰のための一時避難的な色彩が強いと言う。数年後、折口が座れるような席が残っていればの話である。

 消えゆくグッドウィル。そして日本を去る折口。しかし、グッドウィルが消えようが、折口が海外へ移住しようがある事案に残された疑惑が消えることはない。それはある買収劇にまつわる疑惑である。

 2006(平成18)年11月、グッドウィルは人材派遣の大手「クリスタル」を買収した。折口が1年前から密かに狙っていたこの買収によって、グッドウィルは売上高6000億円を超える業界トップの座を手に入れたのである。

 けれども、その過程をたどっていくと買収の裏側での折口の不透明な手法が浮かび上がる。うごめく怪しげな人脈、闇の紳士たちの跋扈。まるで底なし沼のようなありさまだ。


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闇にうごめく投資家たち
児玉 博


7月4日付の本欄は『消え逝くグッドウィルの消えない傷』というリポートを伝えていた。

 2006(平成18)年にグッドウィル・グループが人材派遣大手「クリスタル」を買収する際に舞台となったのが「コリンシアンパートナーズ」という投資ファンド。この投資ファンドに群がった怪しげな投資家たち、そして400億円もの資金がこれらの投資家たちを通じて闇社会に流れた。

 「コリンシアンパートナーズ」の代表を務めていたのが公認会計士、中澤秀夫である。
 この中澤に対して国税当局が査察を行っていることを日本経済新聞が一報したのは10月半ば。ややフライング気味の報道に関係者は一斉に色めきたった。国税関係者によれば、中澤への税務調査には入ったばかりであり、そして当局は中澤同様に「コリンシアンパートナーズ」への出資者2人に対する税務調査も予定しているという。

 そのうちの1人は7月4日のリポートでも登場する有名格闘家である。
この格闘家は「コリンシアンパートナーズ」に出資した山口組最有力団体との接点となった人物である。かつて戦後最大の疑獄事件と呼ばれた「イトマン事件」で暗躍したフィクサー「許永中」のボディーガードを務めてもいた。


 そしてもう1人は今も六本木ヒルズに住むコンサルタント業を営む人物である。

posted by KarateKid at 17:36| Comment(1) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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